コーヒーの焙煎・「うなぎロースト」とは?
今日は、知ってるようで知らないコーヒーの焙煎について紹介するよ。
コーヒーの味は「生豆7割・焙煎2割・抽出1割で決まる」と言われていて、RR COFFEEは焙煎もしっかりこだわっているんだ。
◎焙煎でコーヒーの生豆はどう変わるの?
コーヒーの生の豆は薄黄色で噛めないほど硬く、コーヒーらしい香りは全くしません。焙煎することによって初めて、コーヒーらしい香り・味わいになっていきます。
コーヒーにとって焙煎はなくてはならないプロセスなのです。
◎1度にたくさん焙煎した方が美味しいの?
豆の量がある程度多いほど、おいしくなると言われています。
焙煎は窯の温度が200℃ほどに温められた中で行われますが、始め豆は吸熱反応で熱をどんどん吸収します。ある一定温度を過ぎると今度は発熱反応に変わり、豆自体から熱を発し温度が急上昇します。
豆の量が多いほど発熱反応が大きくなり、窯の中の温度が上がり、効率的に早く焼くことができるので、コーヒー豆自体が持っている個性も出やすいと言われています。
RR COFFEEでは、1回目の焙煎は焙煎所の大きな焙煎機で行い、2回目の焙煎を珈琲屋台の小型焙煎機で行うことで、お客様の好みの焙煎度合いにお応えできるようにしています。
※豆によっては1回のみ焙煎のものもあります
◎RR COFFEEのこだわり「うなぎロースト」
RR COFFEEの焙煎のこだわりは「うなぎロースト」です。
「うなぎロースト」とは、独自のスチーム温度処理により、余計な雑味を落とし、クリーンな中にもその豆の特徴を最大限に引き出す製法です。
まさに関東風の鰻の「蒸してから焼く」と同じ製法からこの名前を付けています。
◎その豆に適した焙煎の度合いとは?
焙煎によって、苦みや酸味・香りなどに変化があります。
一般的に、香りを楽しみたいのであれば、深く煎らない方が良いとされます。
また、固い豆は深く煎っても熱に負けず味が失われませんが、柔らかい豆は高温に負けて味が抜けてしまうので、短めに焼くようにされています。
焙煎直後のコーヒー豆は、焙煎香が強く味も安定していないから、
美味しさを追求するなら焙煎してから3日目くらいのものを飲むのが
オススメだよ。できれば焙煎してから2週間以内に飲み切ってね。