RR COFFEE の夏の想い出、ひらまぎんざサマーフェスタ!
文:濱矢彩生
写真:有村遊馬
夏ももう終盤戦、
8月19日だというのに今年はとんでもない暑さだ。
今日も朝から海でSUP(※1)をして、そのあとボディボードで遊んで、
海の家でコーラとタコライスで大優勝した。
海で遊んだ後のコーラはとんでもない美味しさ。
いくら日焼け止めを塗っても少し海で泳げばくっきり残ってしまう背中の水着の跡も、この瞬間のためだと思えば全然許せる。
※1: SUP(サップ)は「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称。ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むアクティビティ
夜は初めて川崎市の平間駅の商店街で開催されるお祭りにいく。
その名も「ひらまぎんざサマーフェスタ!」
8/5(土)から、毎週土曜日4週にわたって開催され毎週1万人もの人が平間に集まるという。コロナ禍でここ数年開催できず、今年は4年ぶりの開催だ。
ちょうど2歳年下の妹が暇していたので、一緒にきてもらった。
浴衣を着るらしい。
水色に黄色の帯の浴衣を着た妹は、「backnumber」の MV かなにかにでてくる女の子ですか?くらいに似合ってた。やっぱり妹はかわいい。こんな感じで日々妹を愛でている。
17時頃、平間駅についた。
駅を出た瞬間、ものすごい人混み。
みんなどこから来ているの?!と驚くくらいたくさんの人が平間商店街に大集合していた。
RR COFFEE の出店エリアまでたどり着くのにかなり時間がかかりそうだ。私はビール片手に人混みの中を進む。
商店街は、両脇に出店がずらりと並んでいる。
たこ焼き、焼きそば、枝豆、お好み焼き、かき氷、あんず飴、ヨーヨー釣り、輪投げ・・・
もう、THE・夏!すぎる。
この雰囲気も、屋台のご飯も、お祭りで飲むビールも大好きな私は完全にひらまぎんざサマーフェスタを満喫していた。
今年も何度かほかのお祭りにも行ったが、地元の人たちが一際楽しんでいるこの空間は、ひらまぎんざサマーフェスタならではだと感じた。 商店街の人たちが創り出すお店の雰囲気はとても親しみやすく、別の街から来た私もすっと受け入れてもらえた気がした。
出店しているのは 、基本商店街の中のお店だけ。
居酒屋さんは唐揚げの屋台を出したり、いつもは文房具屋さんだけど、この日はヨーヨー釣りをやっていたり、お豆腐屋さんは普段通りお豆腐を売っていたりする。
家族で出店しているところは、小学生くらいのお子さんが看板やメニューを手書きで作ったり、お店番をしたりしてとても楽しそう。
見ているこちらまでにっこり。
こんな感じで基本は商店街のお店だけで構成されているお祭りだが 、
今回、RR COFFEE はご縁あって初めてこの「ひらまぎんさサマーフェスタ」へ出店させていただいた。
2か月ほど前に出店場所の下見に来たが、その時の平間商店街の印象は「静かで人通りのすくない商店街」。今日見たお祭りの人混みからはまるで想像できない姿だった。
普段は閑散とし、商店街のお店は衰退、感染症の拡大をきっかけに畳んでしまったお店もあるという。
そんな平間商店街に活気を取り戻そうとにぎわいづくりを目的に開催されているのがこのお祭り。RR COFFEE もそのお手伝いが少しでもできたら、と出店させていただいた。
お祭りに来て感じたが、ヒトとヒトとが関わり合い、生まれるパワーはすごい。商店街が一体となって、このお祭りを全力で楽しんでいる。
43年も前から続くこのお祭りは多くの人に愛されていることを感じた。こんなに多くの人を集める力のある平間銀座商店街がもっともっと、にぎわいを取り戻していけたら嬉しいなと感じた。
そんなことを考えていたらやっと珈琲屋台前にたどり着いた。
やはりこちらもお客さまで大盛況。
「すぐに出てくるのでとても助かる~!」と美味しそうにアイスコーヒーを飲むお客さまや、珈琲屋台に興味津々なちびっ子。ちびっ子にはスタッフがステッカーをプレゼントするととても喜んでいた。なんという可愛さ。
初めて出店した平間銀座商店街。
平間の方たちにとってはもちろん、
RR COFFEE にとっても、 忘れられない夏の想い出になった。